サンスベリアと鉢(Lav23295)

サンスベリア紹介

D.Lavranos23295 variegata 胴切頭木(D.lavranii

ウ泥鉢(正角 釉薬有)

インスタに投稿しようかと思ったのですが、好きとこだわりが溢れてしまい、インスタに載せる内容じゃないなと思いこちらで紹介します。

 

◻︎◼︎品種説明◻︎◼︎

Lavranos23295 Somalia1985(現D.lavranii 2018)

Fan Shape(扇形)のtypeとRoset Shape(放射形)の2タイプが存在しており,小型のものは基本後者。

そのため幼体が放射形で成体が扇形かと思うが,大型の放射型も見られる(幼体がそのまま大きくなったかもしれない)

扇形は robustaによく似ている印象で,放射形はarborescens 'Mogadishu'に似ている印象。

色は緑地〜青地でワックスがややある感じで表面は白くくすんだ反射をしている。

葉の縁は縁取りあり(White&Red  Edge)波打つ。水厳しく生育させるとさらに細かく小波打つ。

根張りは良く,肥料も良く食べる。そのため肥料と水をよくやると伸びるので,光量不足の徒長に気をつけたい。

 

◻︎◼︎個体説明◻︎◼︎

そのためこのような綺麗な扇形に出会えるのは珍しく、襟組みの乱れ(垂直ではなく斜め掛けになってる)は少しあるものの、23295でここまで良いと思えたものはなかった。

ただ、胴切した頭木のために一度止め葉が出たり、乾季の育成不良の影響か新葉に近くなるにつれ少し葉の長さ(成長)に乱れがある。
やはり少し残念に思うが、これはこれで良いのかもと思い、一番見栄えが良い時に芯止しようかとも悩んだが、結局やらなかった。

なので、今後の成長と共に伸びた下段、短い中段、伸びた上段というとても異質な仕上がりになると思う。

また輸入時直前にも生育は止まっていたようで、店頭での育成開始と共に斑に止め跡がついてしまった。

以上の残念な点が何個かあったのと、元々は気に入っていたため、販売するのをやめて個人株とした。

 

 ◻︎◼︎鉢説明◻︎◼︎

中々似合う鉢がわからなく、しばらくはプレステラ105深型に植えていた。

最近個人的に万年青を始めたのだが、万年青や万年青鉢がどこにもなく、ならば盆栽資材か?と盆栽屋さんを探したところ、自宅の近所で素晴らしいお店(園芸資材屋さん)を見つけ、そこで似合いそうだったこの鉢を購入し植えた。
地が濃い青で黄斑とのコンストラクションが映える、悪く言えば派手な株なので、泥色ではなく黒色にしてみた。
どうやら黄斑の派手な感じは黒鉢と黒化粧砂が良い相性のよう。

Sansevieriaは根張りが良いものが多いために鉢も大きく、高くなっていく傾向があるが、このように浅い鉢でも似合うことがわかったので、一部の塊根系Sansevieria(fischeriや masonianaなど)を浅い盆栽鉢に塊根仕立てでやってみるのも面白そう。

 

今後も色々なサンスベリアとそれに似合う鉢を見つけたら紹介していきます。

異論は認めます。

 

 

それでは良きサンスベリアライフを🖐️