トリファスシアータ系(D.trifasciata)

トリファスシアータ系(D.trifasciata)

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商品詳細

トリファスシアータ

Dracaena trifasciata

'Laurentii'など

 

原産:西アフリカ(ナイジェリア東部からコンゴ)

 

葉の形:細長い一枚葉がひとつの株に密集する

葉の柄:数多くの品種があり、品種ごとに変わる(一つ一つ紹介したくはない)

人気度:サンスベリア好きでなくても持っている

育てやすさ:立ち上がってしまえば簡単。

クセ:まずは発根させることが重要だが、気を付けるべき基礎知識がたくさんある。

 

こちらは商品ではありません。

 

この品種からの園芸品種、品種改良が多すぎるので、トリファスシアータ系と一括りにさせていただきたい。

気が向けば人気品種や矮性品種(ハーニー系)、奇形品種(バードビークやツイステッドなど)、あとなんか知らんが育てるのにクセを感じるムーンシャインなども分けるかもしれないが期待しないで欲しい。

 

ホームセンターに行けばほぼ確実にいる'Laurentii'のグループで(厳密にはトリファスシアータのver.固定化したのが'Laurentii')

近年では100円ショップでも抜き苗で販売していたり、今でも盛んに品種改良がされ、黒化したものや、白化したもの、矮性化したもの、捻れたもの、それらを組み合わせたものなど様々な品種がある。

 

人生最初のサンスベリアは'Laurentii'だった人も多いとは思う。

ここでは、このホームページのこんなページまで辿り着いた猛者達には暇な解説になってしまうが、一部のちょっとサンスベリアに興味出ちゃったんですけど、という方に向けた解説をしていきたい。

 

まず最初に、'Laurentii'を枯らしてしまった事があり、Sansevieria向いてないなぁ〜というそこのあなた。

個人的意見を言わせてもらうなら、実は'Laurentii'は知識のない状態でやると難しい品種でもあります。

 

なぜなら、'Laurentii'を手に入れたあなたは抜き苗だったのなら、まず発根からしなければならない。

その管理が初めてだったのなら難しいと思うし、世の中のサンスベリアの育て方〜というホームページは実際に育てた人や、サンスベリアを抜き苗から立ち上げた人でもなく、アクセス数が欲しいだけのコピペサイトだからその真似をして上手くいくかは運次第だと思う。

 

次に'Laurentii'という品種は背丈が高く、根が張り切るまでは倒れやすい。また、鉢が軽ければ鉢ごと倒れることもある。

そしてそのフォルムに似合う鉢となると、ある程度大きめの鉢になると思う。

大きい鉢に、未発根または微発根の'Laurentii'を、慣れてもいない観葉植物の土で育てるのだから、難しい。

 

詳しく言うと、個人的に育てやすい育て方は、植物の根の量と鉢のサイズがちょうど良いバランスになることだと思う。

そのバランスはだいたい週に1回くらいの水やりになるイメージだが(赤玉メインの土で)

慣れていない人が買ってきたその株に、多めの土で管理すれば、植物が水を使いきれずに水が腐り、根が腐る確率も当然上がると思う。

 

個人的にそこにさらに拍車をかけるのが、Sansevieriaは耐陰性が強いのでレース越しの明るいくらいの光で大丈夫だのなんだのと謳っている馬鹿野郎が多いので、

鉢大きい→置き場が基本的に部屋の角になりがち→管理が行き届かない

土多い→立ち上がるまでは水過多になりやすい

光弱い→さらに水過多になりやすい

乾いたら水たっぷり→発根したらその通りだけど、立ち上がるまでは乾きやすい土じゃないと危険

そんなこんなで教科書(笑)通りにやると難しいのである。

 

なので、もし'Laurentii'すら枯らしてしまって、Sansevieriaはちょっと向いていないと思っている人がいたら是非育てていた環境を見直してほしい。

 

そしてトリファスシアータ系(リーフ系、タンザニアリーフ系)以外のSansevieriaは基本的に小さい植木鉢から成長に合わせて植え替えていくかんじなので、そもそも土が多くならないので上のような失敗は激減する。

 

だいたい立ち上げ時に腐らせるのは背の高い系に、発根前に多めの土を使っている場合が多いと思う。

 

とりあえず、今度こそ'Laurentii'を!という人はまず第一に

未発根の抜き苗は辞めておいた方がいい。

確かに抜き苗はDAISOなら100円。ホームセンターでも500円程度かもしれない。

けど、農家さんが育てたホームセンターのポット植えの物でも、1000円〜2000円で発根もしていれば状態も良い。

 

しかもだいたい抜いてみたらココピートみたいな保水力のある土にパーライトだったりするので意外と水もちの良い配合で、水のやり過ぎにも耐えてきた株である可能性が高い。

 

そのくらいの株を、一回り大きい鉢に植え替え(というより増し植え)してやってみれば多分成功すると思う。

 

多分。

 

そして成功した暁には、適当なホームページしね🖕と

あの子が死んだのは私のせいではない。適当なことをコピペしていやがるサイトが悪いんだとポジティブにSansevieria Lifeを送りましょう。

 

そしてベテランの方も、なんだかんだ背の高い系を発根前から植えるのはリスクがあるので、たまには初心に帰るのも良いですよ。

 

 

 

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