エイレンシス育成日記① 水
サンスベリアを集めていると、いずれは手に入れてみたくい品種。
エイレンシス。
他のサンスベリアでは育て方について何も言われないのに、
エイレンシスだけは、現地では硬水だから硬水じゃないと育たないとか発根しないと言われたりします。
そのため、自分には無理かなぁ〜と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
個人的にその噂は怪しいなあ、と思っていて
なんでエイレンシスだけ硬水なの?
他のサンスはどうなの?
アンゴラの自生地は本当に硬水なの?
タイで増やしているけど、タイは硬水なの?
成長が遅いから変化がわからないだけでは?
そもそも水をあげなさすぎて発根してないんじゃ?
と疑問が絶えません。
しかしながらお客様の中にも似たような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので
私もようやく入手、育成し始めることにしました。
現在2株育成し始めましたので、その2つの近況を気が向いたらアップしていこうかと思います。
エイレンシス①
入荷 4/26
植付 5/2
培養土=赤玉土+くん炭
水=水道水
肥料=ハイポネックス、自作二価鉄水溶液など
水やり頻度=3日に1回くらい
ライト=IKEAライト→密林中華製ライト→HASU38(いまここ)
5/2
6/12
1ヶ月経過で見た目に変化はないかと。
この時は化粧砂を使っていることもあって、
赤玉土でやっていることを忘れていました。
富士砂+赤玉ちょっとでやってると思っていたので
化粧砂で見た目はわからんけどきっと乾いてるから水あげよう
的な感じで3日に1度くらいで水あげてました。
多分ずっとビシャビシャだったと思います。
本当は抜きたくはなかったですが、経過を観察する上で
発根確認は必須なので抜きました。
ビシャビシャが良かったのか、水道水でも発根していますね。
ここまでの結果としては、
軟水でも発根はする。
よく発根するまでは水をあげてはいけないというが、ビシャビシャでも問題なかった。
補足
水道水は軟水、PH7.5でした。
赤玉土は硬度(GH)を下げ、PHを酸性に傾けます。
くん炭は硬度(GH)をあげることもある。PHをアルカリ性に傾けることもある。
これについてはまた計測します。
6/12
植え直しました。
やっぱ分かりずらいので化粧砂は取りました。
エイレンシス②
入荷 6/1
植付 6/6くらい
培養土=富士砂(細粒〜小粒MIX 元々熱帯魚で使っていたものをリセットして再利用)
水=水道水
肥料=ハイポネックス、自作二価鉄水溶液など
水やり頻度=3日に1回くらい
ライト=HASU38
6/12
これはまだ植えたばかりですが、
この状態でも新しい根が伸びてるのが見えるので
すぐに活着すると思います。
入荷した時点で葉にシワが入っているので
ダメージの回復で成長度合いがよくわかると思います。
補足
富士砂は溶岩砂と言われるものです。鉱石系とは異なります)
鉱石、岩石系はPHがアルカリ性、GHが高い硬水になる。
溶岩砂はPHが中性、GHもあまり変化しない(再利用なのでミネラルが抜けてると思う)
6/12
こんな感じで育てています。
多分アルミラック的なものを買って
もう少しライトに近づけると思います。
ライトのHASU38はリフレクターを外しています。
また来月くらいに気が向いたらアップしようかと思います。