植え替えについて

皆様は植え替えしてますでしょうか。

 

私はあまりやらないのですが、長いと4〜5年変えないこともあり、

たまぁ〜にやるとやはり根が詰まっていたり、ひどい時はランナーというか

芋がぎゅうぎゅうで植木鉢を叩き割らないと植物が抜けなかったりと

さんざんなことも少なくないです。

 

3号鉢くらいの鉢は1年くらい

4〜5号鉢くらいは2年くらいで植え替えたほうがいいかなぁと思っています。

(思っているのとやるのは別です)

 

今年はビカクシダもサンスベリアもユーフォルビア他

かなり植え替えたので家は植木鉢でパンパンです。

 

そんなことで今回は植え替えについて考えたいと思います。

 

まず、植え替えというと

植木鉢から植物を抜いて、根をほぐして

ひと回り大きい鉢に植える、という作業です。

 

もうひとつ、増し植えというものがあり

これは簡単にいうと根をほぐさないで

ひと回り大きい鉢に植える、という作業です。

 

これについてどちらが良いか、どちらが悪いか、ということについて考えてみると

根をほぐす→根に少なからずダメージがある→ほぐしちゃダメ!→植え替えはダメ!→増し植えしよう!

と、安直に考えてしまいがちかもしれませんが、

例えばアロイドやシダ類、ベゴニアなんかみたいに水が欲しい系の植物だと

確かに根を崩されて、水が吸えなくなってしまうと葉が枯れてしまうかもしれないですが

(まぁその場合、根が生えるまで水挿しするなり、葉にビニール袋被せるなりすれば良いですが)

1年くらい放置されても死なないサンスベリアだと、根が崩されて水が吸えなくなっても

そこまで影響が出ない気がします。

 

結局何が言いたいかというと

根っこって乾燥に弱いんですよね。

 

サンスベリアって乾燥に強いから水やり忘れたりとか

寒くなったら意図的に乾燥させたりするじゃないですか。

 

その度、根がダメになって、新しいのを生やしたりとか繰り返したりするんですけど、

そのダメになった根を整理しないといけないタイミングがいずれくるので

植え替えをしよう!

 

と言いたかったんですよね。

 

入荷したてのサンスベリアなんですが

細かい根は全て乾燥しきっていて使えない根になってしまっています。

他、太い根も途中で折れていてその先は枯れていたりするので

このまま植えても無駄に場所を取るし、乾燥した根はびしゃびしゃのゴミカスになるので

整理してあげなければいけません。

 

ちなみにこの状態は抜き苗(ベアルート)になって6日ほどです。

使える根だけ残すとこんな感じです。

使えると言ってもこの根が水を吸うわけではなく

この根から新しい根が生えてきます。

ちなみに乾燥しきったところをカットしているので

切り口には何もしなくても大丈夫です。

 

元々乾燥していてダメだったのか分かりませんが、

1日乾燥させたら、大体根っこはこんな感じになるので

私は植え替えの時に乾燥はさせないですぐに植えてしまいます。

 

ちなみに根茎部分などをカットした場合はトップジンを塗ったり

ない場合はくん炭を付着させたり、乾いた土に植えてから1時間くらいしたら水をやったりします。

 

余談ですが、トップジンってサウザンドドレッシングっぽくてお腹空きますよね。

 

めんどくさいですが、たまには思い切って

植え替え&メンテナンスをしてあげましょう!

(今年はもう生育期に入ってますので、やるなら増し植えにして、来年の4〜5月にやってあげましょう)